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ー 建築にまつわる・よもやま話 − 木材の乾燥はどうやるの? 2/6

2022年01月04日

先ずは原木からいきましょうか。
 
最初の写真は、杉原木の木口です。
 

 
芯の赤身と辺材の白太の色がハッキリと違いますね。そして、杉には赤身と白太の境目に一層白い『白線帯』があるのが分かりますよね、この白線帯が杉の特徴です。
白線帯には弁があり、伐採されると弁が閉じて赤身の水分を逃がさないようにして自分を守ろうとするそうです。ですから杉の乾燥は芯の水分が抜けにくくて非常に難しいです。
下は白線帯の顕微鏡写真です。
 

 
次は桧原木の木口です。
 

 
杉に比較すると、赤白がぼんやりとしています。
日本人には桧信仰があり、最上の材木とされていますが、強いのは赤身だけで白太は腐朽やシロアリには強くありません。
杉よりも肌理が細かいので、鉋で仕上げると艶がでて美しいですし良い香りがします。ただ悔しいのは桧の家に住みだして3日も経てば、鼻がその香りになれてしまって分からなくなります。来客が『良い香りの家ですね!』と言われても、きょとんとしてたりします・・・。

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